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2018年04月18日号

ツクイ、エンディング事業参入

今月より湯灌サービス開始


 ツクイ(横浜市)は4月から高齢者の最期に寄り添った「エンディングサポート」事業を開始した。これまで、介護事業で蓄積してきた看取りなどのノウハウを新たなサービス提供に活用する。


 「エンディングサポート」は「大切なものを未来へ」をコンセプトに高齢者のニーズに応える4種類のサービスからなる。

 


 1つ目は利用者の人生を振り返り、自分史づくりやオリジナルエンディングノートの提供を行う「Future Diary~未来への伝言」。
 2つ目は葬儀会社との提携により、最晩年をともに生きた仲間たちと、思い出の施設で最期を見送る「お別れ会・葬儀」。
 3つ目は葬儀の前に故人の身体を洗い清める「エンディング入浴」(湯灌)。
 4つ目は専門家による終活セミナーや終活相談会を通しての支援のほか、全国の葬儀社と連携し、ニーズに合った葬儀社を紹介する「終活セミナー、葬儀社紹介」事業。

 


 「この事業は家族と事業者の連携の一助になると思います。その人らしい人生の最期を迎えられるように、一緒に考えていくことを目指します」(同社)
 まずは今月横浜市内において湯灌サービスから展開していく。