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2017年05月10日号

ヤクルト販売員が高齢者見守り

 栃木県小山市は4月25日、両毛ヤクルト販売(栃木県小山市)と覚書を締結。ふるさと納税の返礼品のメニューに、一定の金額を寄付すれば地元のヤクルトの販売員が活動を担ってくれる「高齢者の見守り」を新たに加えた。


 寄付できるのは小山市内に高齢の家族などが暮らす人。販売員は乳酸菌飲料を配達する際に安否確認を行い、その様子をメールなどで知らせる。何か異変に気付いた場合には、必要に応じて市や警察などにも連絡を入れるという。訪問の頻度は寄付額によって異なる。10万5000円で週1回を1年間、5万3000円で週1回を半年間、2万7000円で2週に1回を半年間などとなっている。


 同市の担当者は、「地元に貢献する気持ちでこの仕組みを使っていただければ」と話す。