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2018年10月10日号

ユニマット、SBと実証実験

Pepper活用でリハビリ
 ユニマットリタイアメント・コミュニティ(東京都港区・以下ユニマット)とソフトバンクロボティクス(同)およびソフトバンク(同)は今月より、介護施設における人型ロボット「Pepper」の活用に向け、実証実験を開始する。ユニマットが運営する関東圏のグループホームやデイサービス6拠点で、実施する。

 


 実験では、言語聴覚士や理学療法士らが監修したリハビリ用のロボアプリなどを活用して、Pepperによる失語症に対するトレーニング、上肢トレーニングなどを提供する。また、Pepperが認知症の利用者の話し相手となることで、予防・予知・ケアの効果を測るほか、夜間の見守り・巡回の代替・補助が可能かどうかも検証する。

 ユニマットでは、実証実験の結果を踏まえ、運営する全国の約300施設全てでの導入を検討していく。